【1歳の誕生日のお祝い】一升餅(背負い餅)の由来/やり方/オススメショップをご紹介
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こんにちは!2人の子供を育てています。saku(@sacoolablog3)です。ご訪問ありがとうございます☆
今回は初誕生で昔から行う「一升餅」と「選び取り」についてです。
先日2歳になった娘。お祝いの様子を記事にしてみて、1歳のお祝いの記録も残しておこうと思いますφ(..)記憶がまだ鮮明のうちに。。。
目次
【1歳のお祝い】一升餅と選び取り
1歳の誕生日祝いでおこなう一升餅や選び取りの由来や、やり方などをご紹介していきたいと思います♪
一升餅とは
一升分のお米(約1.8kg)を使って作るお餅で、実際は蒸してお餅をつく為、約2kgぐらいの重さのお餅になります。
このお餅で、一歳の誕生日を迎えたお子様を祝うことから、最近では、一升餅はお餅だけでなく、一歳のお祝い方法のことも一升餅や誕生餅、踏み餅と言います。
一歳のお誕生日である「一升餅のお祝い」は、一升餅の一升(いっしょう)と、お子様のこれからの人生=一生(いっしょう)を掛け
- 一生食べ物に困らないように
- これからの一生が健やかになるように
との願いを込めて、お子様の一歳までの成長を祝うとともに行われるお祝いです。
また、丸い形から、円満な人生を送れるようにとの意味も込められています。しかし最近の一升餅のお祝いでは、丸型のお餅だけではくハート型のお餅も、
使う人が増えて来ています。一升餅は、お祝いの品でもありますが、普通のお餅ですので、もちろん食べることができます。
引用元:一升餅本舗
最近では丸餅だけでなく、ハート形のお餅もあります♪
我が家も娘の時は「女の子」だしということでハート形にしましたw
かわいいおしりにも見えるw
由来は?
参考にさせて頂いた一升餅本舗 のサイトには由来も書かれていました▼
生まれて一年目の初の誕生日を祝うお祝いは、古くから行われていました。
昔は、このお祝いを、「ムカレ」、「ムカイドキ」、「ムカワリ」、「ムコヅキ」などとも言い、お産婆さんや親戚を招いてお祝いを祝っていました。
その時に、お子様が早く丈夫に成長することを願って、お餅をつくところが多かったようです。そのお餅を誕生餅と言っていました。
この誕生餅は、神様とお子様の結びつきを強めようとの願いが込められていました。
しかし、お子様が一歳の誕生日前後から早く歩き出すのは、家を離れるので良くないと考えられていた地域があり、一升餅を背負わせたお子様をわざと転ばせたり、餅を投げつけて歩かせないようにする風習があります。
調べた限りでは、この風習は東日本に多いかったようで、現在、一歳のお祝いに使うお餅の量が一升になったのは、この由来ではないかと推測されます。その為、最近では、誕生餅ではなく、一升餅と言われることが一般的になったのだと、当店では考えています。
ちなみに、昔は地域によって多くのお祝い方法が存在していたようで、現在、様々な方法がまだ残っているのは、地域の風習が受け継がれているからだと考えます。
地域によっていろいろな風習がありますよね。
私も夫も関東出身で、親も関東出身。なので、上記のとおりのお祝い餅について話を進めさせて頂きます^^
一升餅での祝い方
風呂敷にお餅を包み、斜めに背負わせるのが一般的な方法のようです。
最近では、風呂敷の代わりに、背負わせ易いリュックで背負わせることも多くなってきています♪
名入れのリュックや迷子や飛び出し防止のハーネス付きリュックなど歩き始めた時に、日常で使えるリュックに詰めるのもいいですね☆
座った状態からお餅を背負わせて動いたり立ったりして反応を見ながらお祝いします。
1歳という年齢は早い子は歩いている子もいたり、まだ歩けなかったりと成長に個人差があります。
立てても立てなくても縁起のいい儀式ですので、お子さんの様子を見ながら楽しいお祝いにしてくださいね☆
昨年の娘は、まだ歩けずつかまり立ちまででした。それでも立とうと頑張ってました。
意外と泣かない!根性ある!?
とけっこう頑張っていましたが、そのうち異変にようやく気付いて、泣きました(笑)
我が家は結果的に、泣くまで待とう一升餅となりました。
依頼した一升餅専門店「おぢか屋」は心づかいが満載でした
娘の一升餅はこちらのお店で注文しました▼
上の子の時とは違うショップなので初めての利用でしたが、心づかいが行き届いていてとても良かったので特長を踏まえながらご紹介したいと思います☆
お祝いのすべてがそろう一升餅お祝いセット
- 一升餅
- 選び取り(後述)
- 名入り掛け紙
- 背負い袋
- お祝い紙プレート
- ガーランド
- きな粉
- お祝いの手引き(説明書)
と、1歳のお祝いのほとんどが網羅できる完全版と言ってもいいのではないでしょうか。
一升餅は小分けパターンが選べる
- 1個で一升餅(お餅の重さ約1.8kg)
- 2個で一升餅(お餅の重さ約900g×2)
- 4個で一升餅(お餅の重さ約900g×1、約300g×3)
- 6個で一升餅(お餅の重さ約300g×6)
と、1升で1餅ではなく、いくつかに分けて注文もできます◎
これに加えて、丸餅and(or)ハート餅、紅and(or)白と形と色も選べるので合計20パターンから選ぶことができますよ♪
20パターンの中から選ぶのは迷いましたが、我が家は4個パターンにしました。
内訳は、ハート1個、白丸3個です。
名入れは手書きで、真空パック包装です☆
とても美しい字で名入れして頂き、その後切るのが勿体なく感じるほどでした。
丸餅(小)の方は名前シールになっています。
我が家の場合、ハート餅を我が家と私の実家で半分こにして、丸餅をそれぞれ母の実家、夫の実家、義姉とよくお世話になっている親戚に分けました。
縁起のいいお餅ですが、大きな餅を切るのは大変ですし、夏生まれなので切った後のお餅は日持ちもせず、配るにも気持ち的に忍びなかったので、小さくても多少日持ちする真空パックで名前が入っているのは気分的に渡しやすいなと思いました。
実際、とても喜んでくれました^^
名入り掛け紙
掛け紙もとてもかわいくてシンプルで個人的にはとても好きなデザインでした。
背負い袋
背負いやすいリュックがついていました。紅白でまた縁起がいい感じです。
お餅を入れるとうっすら名前が透けるくらいの生地ですが、大きさもちょうど良くよかったです^^
お祝い紙プレート
選び取り(後述)で選んだカードと一緒に飾れるプレートもありました。
わけあって飾れずでしたが・・・(後述)
ガーランド
ポップでかわいいガーランドもついてきます。
我が家はお餅注文前に別でガーランドを購入してしまったので残念ながら使ってはいないのですが、1歳のお祝いは盛りだくさんなので少しでも手間を減らす意味ではとても親切だなと感じます^^
きな粉
お祝いの後の食べる時まで考えてくれるお気遣い。
けっこうたっぷり入っていたので、他の料理などでも使うことができました♪
説明書
内容物を余すことなく使えるように手引きまで用意してくれます。
イラスト付きで分かりやすく書いてあって助かりました^^
選び取りについて
選び取りも一升餅と一緒に入っていました。
息子の時はやらなかったのですが、おもしろそう!という興味本位で娘の時もやりたいなと思っていたところ、こちらのお店ではセットである!
カードですが、イラストもかわいかったしありがたく使わせて貰いました☆
選び取りとは
1歳になった時に子どもの前に意味を持たせた品々を並べ、子どもがどれを選んで手に取るかによって、その子の将来を占う行事です。
赤ちゃんの前に置く物や方法については、特に規定がなく、各家庭によって様々。
とても簡単な方法ですが、赤ちゃんが手に取った物次第で、その子の将来や職業、特技についてを占うという、大変盛り上がる儀式です。
選び取りの主な例
お札、お財布 :お金持ち、お金に困らない
電卓(そろばん):商売の才能、計算が得意
筆、ペン :芸術家、文学の才能、勉学が得意
定規 :しっかり者、几帳面、大きな家を持つ
ハサミ :手先が器用、衣装持ち
楽器 :音楽が得意
風船 :世界に羽ばたく
ボール :運動神経が良い、スポーツ選手向き
選び取りのやり方
実際に物でもいいですし、イラストが描かれたカードを用意したり、特に規定はないです。
こどもの前によく見えるように並べて、「○○ちゃん、好きなの選んで」と声をかけて、何を手に取るかそっと見守ります。
今回、我が家は一升餅とセットになっていた選び取りカードを使いました。
「お金」「筆」「そろばん」「ボール」「鏡」「本」「楽器」の7種類のイラストが 描かれたカードがありました。
裏面には意味が書かれていたので分かりやすいです◎
この他にもご家庭オリジナルで選び取りカードを用意してもおもしろそうですね♪
我が子が選んだものは
そして、わが子が選んだのは・・・まさかの2枚同時(両手)!
ボールと筆でした。
文武両道を志すらしいです(笑)
特に1つに絞らなくてもいいかなと思います。けっこう自由な儀式です^^
選んだカードを飾って置けるプレート(紙製)がありましたが、2枚だったのでうまく貼れず、プレートは使い損ねてしまった我が家です。。。笑
おわりに
いかがでしたでしょうか。
呼び名やお祝い方法は地域によって様々だと思いますが、昔から1歳の誕生日は特別なもの。
家族みんなで楽しくお祝いできるといいですね♪
他にも1歳のお祝いで行ったことを今後投稿していこうと思っています。
今回は第1弾でした☆
画像引用元:おぢか屋
ご覧いただきありがとうございました